腰椎分離症
- スポーツ中に腰が痛くなる
- 腰を反る動きで痛みが出る
- 学生、もしくは学生の時に練習量が多く痛めることが多かった
腰椎分離症とは?|福島市南福島 メイプル接骨院・整体院
腰椎分離症とは腰椎(腰の骨)の疲労骨折です。
疲労骨折は繰り返しの力で起こる骨折です。
ケガとして一瞬で起こる骨折とは違い、何度も同じ動作を繰り返すことで起こります。
疲労骨折は腰椎だけでなく、手首や足の甲でも起こりやすい傾向があります。
腰椎分離症はスポーツ選手に多く、野球のバッティングやバレーボールのアタック、サッカーのシュートなど繰り返し捻ったり反らせたりする動作が多いと発生します。
腰椎の疲労骨折そのものは完治することが難しい症例です。
なぜならスポーツをする場合、多少腰痛があったとしても休養することなく練習を続けてしまうため、疲労骨折した場所が完全癒合することなく新しい関節となってしまうからです。
疲労骨折した腰椎周辺の筋肉は繰り返しの運動のため筋緊張が強くなっています。
この強い緊張に引っ張られて腰椎は疲労骨折を起こすのです。
腰椎分離症が改善しない理由とは|福島市南福島 メイプル接骨院・整体院
腰椎分離症の一番の症状は「腰の痛み」ですがおしりや太もも部分に痛み、痺れなどが出る場合もあります。
腰を後ろに反ったりひねったりすると痛みが出る為、何もしていない安静状態だと痛みが出ないことが多いため、発症に気付かないケースもあります。この場合、高齢になってから症状が出始めたりなどもありますので、早めの改善が必要です。
また「腰痛」という観点からお伝えしますと、実は疲労骨折した場所が痛むわけではありません。
「腰椎分離症」とはあくまで見た目の分類であって腰痛の原因ではないのです。
それではどうして腰痛が出るのでしょうか?
答えは腰の筋肉にあります。
腰の筋肉が過度の緊張を起こすと筋肉の血管を圧迫し血行を妨げます。
血行不良で組織や細胞に栄養が届きにくくなると、細胞は壊死を起こします。そうすると生命維持ができなくなるため体は「血管拡張物質」を出します。
この物質のひとつがブラジキニンです。ブラジキニンが筋肉の中の神経終末(末端)にキャッチされると興奮が起こり「痛み」が発生します。
腰痛の原因は、骨ではなく筋肉の中で起こっています。
症状が改善しない理由として、腰回りの血行不良が起き、筋肉に栄養を与えられず固い筋肉になってしまいます。筋肉が硬いと可動域も悪くなり、スポーツなどしたときに無理な動きをするようになったりなど悪循環に陥ります。そして普段よりも腰の部分に負担がかかり症状が改善せず、というのがあります。
腰椎分離症の改善方法|福島市南福島 メイプル接骨院・整体院
メイプル接骨院・整体院では、腰椎分離症を改善させるために、体全体のバランスを正しい位置に調整します。そのために腰だけではなく下半身の血流障害を改善するために、温熱療法 × 骨格矯正(超短波温熱療法)を行います。
温熱療法で深部加温し、インナーマッスルや腰椎関節に血流を促進して組織の活性化を促します。
※詳しくはこちら→ 温熱療法×骨格矯正
さらにマッサージで筋緊張をほぐし、運動療法でインナーマッスルのストレッチや骨盤矯正を行います。また、腰の痛みが酷い場合は、高周波治療器「サーノス」を使用して、痛み止めの治療を行います。