初めての接骨院で、チョットドキドキしましたが丁寧な対応をして頂き施術法もきちんと御説明して頂いて不安な心が落ち着きました。
足首と要のマッサージが、大変気持ち良かったです。
通院を続けたいと思います。
<ねんざ>は損傷の具合によって人それぞれです。
① 靭帯が部分的に断裂したもの・強く伸ばされて腫れたもの(一般的なねんざ)
② 靭帯の付着部が剥離骨折を起こしたもの(レントゲンに写らない小さな骨折)
③ 靭帯が完全断裂して関節がプラ~ンとしているもの
④ 以前ケガしたところが完治せずに古傷となっているもの
※②と③はケガの程度によってギプスをかけることもあります。
※膝の前十字靭帯の完全断裂だと再建手術が必要です。その際は協力医療機関へご紹介しています。
軽度は腫れもなく歩くこともでき日常生活に支障がないところから、腫れて熱を持ち歩行困難で一見骨折と判断がつきにくい重症例まで様々です。
捻挫はスポーツシーンや冬の凍結路で起こりやすく、足を滑らせたり転倒したりした時に起こります。
骨と骨を結ぶ靭帯で起こるものが多く、ほかにも腱損傷や筋損傷もあります。
ねんざは初期の治療がとても重要です。
固定が不十分だと古傷となって後々まで痛みが残ったり、運動機能が低下したりします。
また、急性期(炎症期)が過ぎて痛みがある程度なくなると治療を中断してしまう方もいます。 固定した関節は運動機能が悪い状態ですので、リハビリをして関節の可動域を広げたり、筋力アップする期間も必要です。
一般的に捻挫の治療期間は3カ月です。程度によって短い方もいれば、重症なねんざだと半年かかる方もいます。 また年齢や体質、職業、スポーツ習慣などによっても治療期間が変わります。
整形外科ではレントゲンを撮って骨に異常がなければ固定をせずに湿布を出して終わりということもあります。また、ねんざをした場合、必ずと言っていいほど軟部組織(筋・腱・靭帯)の損傷を起こすため、痛みが治まっても靭帯が緩んでいる為再発をしてさらに悪化したりなど、「捻挫癖」(再発しやすくなること)が多くなります。
当院ではエコーを用いて患部の炎症の有無・骨折の疑いがあるか靭帯はどの程度損傷しているかなどを調べることで、いち早く改善できるように努めています。ねんざを感知したい方は自己判断せず必ずプロに診断してもらいましょう。そして損傷の程度にあった施術をしてもらいましょう。
急性期(炎症期)のねんざは冷却・固定・安静・拳上が基本です。治療には高周波治療器(サーノス)を使用し痛みを止める治療を行います。湿布をして包帯で固定します。歩行が困難の場合はギプス固定をすることもあり、松葉杖もお貸ししています。
リハビリ期(非炎症期)のねんざは超短波温熱療法により深部加温を施術します。深部加温により組織の再生が促進され損傷の回復を高めます。関節はサポーターやテーピング固定を行います。また、運動療法で身体のバランスを整えることも重要です。