自律神経失調症
- イライラする
- 身体に異常はないのに体調が悪い
- 頭痛が長引く
- ストレスを感じやすい
- 疲労が溜まりやすい
- 便秘が続く
自律神経失調症とは?|福島市南福島 メイプル接骨院・整体院
「自律神経失調症」とは、
・元気に働きたいときにだるい、眠い、集中できない
・夜に眠れない、眠りが浅い、早朝に起きてしまう
・食べても消化不良、過食または食欲不振
・便秘または下痢(どちらも繰り返す)
・頭痛・肩こりがする
・イライラして物や人に当たってします
・集中力が続かない
・気力が出ない ・・・など
ひとつひとつは大きな病気にはなりませんが、複数の症状が重なったりすると大変つらい状態です。
中にはうつ状態になってしまうこともあります。
原因は過剰なストレスの他に、食生活・睡眠習慣・運動習慣・人間関係・仕事内容など様々です。
自律神経とは2種類あり、交感神経と副交感神経に分けられます。
【交感神経】
車に例えるなら「アクセル」の役割です。
運動するとき、仕事や勉強に集中するときに優位になります。
ストレスが高じると交感神経が優位になりすぎて体が常に強い緊張状態になります。
筋肉が緊張すると硬くなり、血管が収縮し血行が悪くなって体の痛みが出やすくなります。
【副交感神経】
車に例えると「ブレーキ」の役割です。
眠たい時、食後お腹がいっぱいの時、お風呂に入っている時等リラックスした時に優位になります。
血管が開くため血流が促進し体が温かくなります。
また筋肉は緊張状態から緩んだ状態になります。
季節の変わり目の体のだるさ|福島市南福島 メイプル接骨院・整体院
春になるとよく聞くのが「五月病」
だるい、疲れやすい、朝起きられない…そんな状態を総称して「五月病」と言います。
原因の一つとして、季節の変わり目の「寒暖差疲労」の可能性があります。
ここ数年、温暖化の影響で4月から5月にかけての気温の上昇スピードが急激になり、日中25℃以上の夏日を記録することも珍しくなくなりました。
しかし、朝晩はまだ肌寒さを感じるため、体温を調節する「自律神経」にかなりの負担がかかります。
冬の間、寒さに負けないよう体の代謝をあげることで体温を維持するのが自律神経の役割です。
交感神経が興奮し優位になりやすくなります。
そうすると筋緊張・血管収縮が起こり体は熱を逃さないよう寒さに備えようとします
春になってだんだん気温が高くなると体の代謝も下がってきます。
無理に体温を上げなくてもよくなるため交感神経の興奮はやわらぎ、代わりに副交感神経が優位になります。
副交感神経が優位になると血管は緩み血流がよくなり、筋緊張もやわらぎます。
しかし、この時期は寒暖差が激しい時期でもあります。
朝晩は冷え込み霜が降りることもありますが、日中は夏日となり半袖でも過ごせるようになります。冬と夏が一日で目まぐるしく入れ替わる状態です。
この状態に自律神経の代謝・体温調節が追い付かなくなると自律神経の乱れが起こります。
だるい・疲れやすい・無気力・不眠・朝起きられない・食欲不振などの症状が特徴です。
4月の新年度で緊張したところに、5月のゴールデンウィークで一気に気が緩み、生活サイクルが乱れ自律神経も乱れがちになります。
この状態を日本人は昔から<五月病>と呼んできました。
冬から春にかけて起こる<寒暖差疲労>
これを防ぐには規則正しい生活リズム、8時間睡眠、ぬるめの入浴、汗をかく運動、旬の栄養が取れる食事が大切です。
梅雨時の体のだるさ|福島市南福島 メイプル接骨院・整体院
梅雨時に体がだるくなるのは、温度・湿度・気圧の変化に体がついていけないからです。
膝が痛む方に「雨が降る前に必ず痛くなる」という方がいます。
低気圧の上昇気流が近づくと気圧の変化に体が追い付けず痛みが出ます。
梅雨は雨が降り、気温と気圧の変化がめまぐるしい季節です。
季節が春から夏に移行していくための期間、ヒトであるわたしたちも外部環境に合わせて体を変化させなければなりません。
体温を上げなくても済むので代謝を落としたり、また体温を下げやすくするために汗をかきやすくしたり、水分を多く摂ったりします。
しかしこの季節順応がうまくできない人がいます。
自律神経の乱れがある人や、筋緊張が強い人、血流状態が悪い人が当てはまります。
めまぐるしい環境の変化についていけず、体が不調を起こします。
だるい、疲れやすい、頭痛がする、首が痛い、腰が痛い、膝が痛い、などなど。
逆に代謝がいい人、筋緊張がない人、血流状態がいい人は外部環境の変化に強いので、体調はあまり左右されません。
また生活習慣も密接に関わってきます。
睡眠不足、運動不足、不規則な食事、ストレスが強い方は外部環境の変化に敏感です。
さらに筋力不足も深い関りがあります。
筋肉はエネルギーを作り出し、血行を促すポンプの役割がありますが、筋力が低下していると筋疲労を起こすため本来の筋肉の働きが出来ない状態になります。
こういう場合も外部環境の変化についていきにくくなります。
普段から規則正しい生活習慣を身に付けること、軽く汗が出るくらいの運動を取り入れ筋力をつけることが大切です。
筋力アップにはたんぱく質の摂取が欠かせません。
食事内容も毎食たんぱく質を摂れるよう工夫してみてください。豆・卵・魚・赤身肉がおすすめです。
自律神経失調症の改善方法|福島市南福島 メイプル接骨院・整体院
自律神経失調症の改善に効果的なことはたった一つ、
「交感神経優位から副交感神経優位にする」だけです。
日常生活の中では軽い運動や半身浴がおすすめです。
また、スマホやPCから離れることも効果的。
カフェインの摂取は交感神経を優位にするので、なるべくコーヒーは摂らないようにしましょう。
それでも自律神経の乱れが良くならない時は、
超短波温熱療法を使った自律神経調整作用のある温熱整体がおすすめです。
→温熱整体
また神経整体は神経に直接アプローチをして、活性化させることで神経の伝達異常が改善され痛みなどの不調がなくなります。
→神経整体
もし病院で自律神経失調症と診断されたら、薬で症状を抑えるよりもお体をケアして根本的に治すことをおすすめします。
さらに、病気ではないからと放っておくと、うつ病に進行してしまうこともあります。
2020年から始まったコロナ禍は生活様式が変容し、日々ストレスを感じています。
さらに旅行や飲み会ができずフラストレーションも溜まりました。
また人間関係が悪化した時、仕事の繁忙期、介護生活、ケガや病気もきっかけとなります。
「病は気から」の言葉の通り、心と体は密接にかかわり合っています。
自律神経の乱れに悩む方は、一人で悩まずに半分わたしたちに悩みを分けてください。
一緒にお体の改善に取り組んでいきましょう。